妊娠期間とくすりの影響
◆妊娠3週位まで◆
(無影響期)
妊娠に気付かず、お薬を飲んでしまう場合が多い時期。
◆妊娠4週から7週前後◆
(絶対過敏期)
重要器官(神経・心臓・消化器官・手足など)形成の
最も大切な時期。
奇形を起こす可能性がある時期。
◆妊娠8週から16週前後◆
(相対過敏期・比較過敏期)
胎児によっては、
重要な器官の形成が
この時期にズレこむこともあるので、
薬の服用は慎重に。
◆妊娠17週以降◆
(潜在過敏期)
この時期、奇形の心配はほとんどなくなりますが、
血管が収縮したり、
臍の緒が圧迫されたりすることにより、
胎児の動きや発育への影響が心配されます。
特に鎮痛剤は、長期に使うと母体の貧血、
産前産後の出血、難産、死産、
新生児の体重減少などの危険性が
高くなる恐れがあります。
妊娠中はもちろん、妊娠の可能性のある方は
十分注意しましょう。
厚生労働省
成育医療研究センターホームページ
へのリンクです。
妊娠と薬について、
詳細に載っています。
また、相談することも可能なので
心配な方は是非利用してみて下さい。
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